前回は、ごちゃごちゃと説明も含めて書いてしまったので、箇条書きで説明なしでまとめ。
自己流なので
実行前手順(モデルカラーの場合)
1.エア圧1.7~2.0で調整
2.エアブラシカップ内に「FLOW IMPROVER」を少量入れる
3.うがいをし馴染ませる
4.筆でカップ内になじませる
5.「FLOW IMPROVER」を少し吹いてノズルまでなじませる
6.混合済(FLOW IMPROVER+THINNER)と塗料を1:1で入れる
(0.2mmのブラシの場合、混合済1.5~2:塗料1)
7.筆でかき混ぜる
8.テスト吹き(線吹きと砂吹き)
9.塗装実行
終了後洗浄
1.残った塗料を捨てるかキムワイプで吸い取る
2.カップ内の残った塗料を拭き取る
3.THINNERを少量入れる
4.入れたTHINNERを使い、筆でカップ内の洗浄
5.4に引き続き、うがい
6.汚れたTHINNERを吹く
(この時、ニードルを塗装した時と同じ位置にしておく)
7.3の作業を繰り返す(うがいで汚れなければOK)
8.CLEANERを少量入れる
9.キレイな筆を使い、CLEANERを利用しカップ内、ノズルなど汚れた部分を洗浄
10.CLEANERをニードルを絞った状態から徐々に広げながら吹き切る
11.コンプレッサーの電源をオフにし、残った空気で水向きをする
注意1:塗装項目2で「FLOW IMPROVER」の代わりに水や「THINNER」を使った場合、カップ内の塗料が乾きやすい。また、つまりも起きやすい。
注意2:洗浄項目3で精製水や水を使っても良いと思いますが、乾いた塗料が溶けきれないままノズルに行く場合があるので、フルメンテが頻繁に発生する場合がある。
塗装中に塗料の出が悪くなった時
(チェック順)
1.ノズル先端にTHINNERをキレイな筆で洗浄する
2.コンプレッサーの水抜きをする
(湿度が45%前後又は以上の場合、これが原因で塗料が吹けなくなる場合が多い)
3.混合THINNERと塗料の比率が悪く硬すぎる→混合THINNERで薄める
ダブルアクションのエアブラシで空吹きの時にカップ内にエアが逆流する場合
→ノズルかニードルが曲がっている場合がある
→ニードルを転がしてニードルが曲がっているか確認、曲がっていれば交換
→ノズルが曲がっている場合は、ノズル経にあったステンレスパイプで調整するかメーカーにメンテナンス依頼を出す
→上記がOKの場合、ノズル部分でエア漏れを起こしている場合がある。水を垂らして泡が出ている部分を探しパッキン交換又は、エアブラシメンテナンスキットのノズルシール剤を少量ネジ部分に爪楊枝などで塗布する
(ネジ部分全体には必要なく一か所に極少量。ネジを閉める際に全体にいきわたるため)
上記で直らない場合、メーカーへメンテナンス依頼