Rasberry Pi(ラズベリーパイ)とは1980年ごろからIT教育を目標に最低限の機能をコンパクトな基板に集約したパソコン(マイコン)です。
CPUにはARMを搭載し、メモリは必要最小限、周辺機器接続用ポート最小限を装備しており、現在までにVersion1からVersion3まで発売されています。
ハードディスクは、搭載されておらずMicroSDカードにOSを書き込む事により動作するようになっています。
現在ではIoT(Internet of Things)入門としての教育機器としても有効のようです。
必要な機器としては
Rasberry Pi 3 (現在最新では3) 2016年4月現在 約 6,000円前後
MicroSDカード(Class10)
HDMIディスプレイ
キーボード&マウス(USBタイプ)
Windows系PC (SDカードが読み書きできるPC。読み書きできない場合、外付け機器)
有線or無線のネットワーク環境
以上の数点で、機能することが可能です「が」Rasberry Piには本体を動かすための電源が入っていません!!
出来れば、初めて購入される方は本体と一緒に電源を購入された方が良いと思います。
ディスクトップPCを所有している方なら(一体型は除く)ディスプレイ、キーボード、マウスを持っていると思うので、予算1万円少々で稼働可能です。
また、ネットワーク以外の周辺機器(ディスプレイ、キーボード、マウスなど)はインストール時に必要ですが、1度インストールしてしまえば、Windowsからの操作が可能になるので、電源とネットワークケーブル(無線:WiFiの場合、電源のみ)で放置できます。
但し、電源については、PCのように電源ボタンが無い為、ハード的に再起動したい場合は、電源の抜き差しになります。
因みに、最新版のRasberry Pi 3では、WiFiとBluetoothが追加され、一世代前のサブノートPC並みの機能があります。
ハード的な説明は、このへんにして次はインストールから初期設定までを説明します。